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なんでもないことや、なんでもあること。
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読み終わりました!

レビュー見てたらなんか全然違う話って言う人もいるみたいだけど・・・一緒じゃないか?!

確かに登場人物とか設定はちょっと違うけどさ、みんなの魔法や契約をあばく推理要素とラブストーリー要素と2人が成長していく物語であることにはかわりなかったよ!

ただ映画であったループ部分が原作にはなかったね、あたしはあそこが好きなんだけど!!ハウルの子供時代のシーンがあってこそ映画の2人の方が昔から縁があったことが分かったから、あの時間の尺で契約の正体を納めるには必要だったエピソードなんだね、実際あそこが一番泣けるし!
原作の2人の方が長い間皮肉言い合ってる分本当は深い部分でお互いを想い合っているのが分かるけど、映画ではとうてい収まりきらないからあんな運命的な感じにしたんだと思う。

なんにしろ映画も原作も、ハウルとソフィーははじめから引かれ合っていたんだね。
出会いのシーンは映画のが好きだなあ、原作の方は経験少な過ぎたソフィーがパッと現れたちょっとカッコ良い男の子にドキッとしちゃったにすぎない感じだったからそんなに共感できなかったけど、
映画はナンパ野郎からハウルがソフィーを救って更に夢見たいな空中散歩一緒にするもんだからもう完璧恋しちゃう気持ちが分かる。

いつまでもハウルに引かれてることを自分に否定し続けるソフィが可愛いよ(笑)
原作のがひねくれ具合が増してていい感じ!

んで結局ハウルってちょ〜いい奴じゃん!同情引こうとして哀れっぽい表情することが多過ぎて笑えたよ。そんでやっぱりイケメン。イケメンはつかみ所がない人が多い気がする。でもなんだかんだ言ってソフィーの為にいつも頑張ってただなんていい男すぎるよ、やっぱりハウルは王子様!自分を弱虫と認めることができる人間は弱虫なんかじゃないと思うんだな!
ハウルもソフィーもひねくれ者だけど、2人共おせっかいだよね(笑)そんで人間味があって愛すべき人達だな!いいね!

ただハウルとソフィーとカルシファー以外の登場人物はだいぶ映画では端折られてたわ確かに、まあ全員まんま書いてたら映画に収まりきらないしあたしはハウルとソフィーが大好きだからあとのキャラは結構どうでもいいけど・・・って言ったらファンに怒られるか(笑)でも原作のレティーは好感持てるな!

あと映画のソフィーと荒れ地の魔女が王宮への階段をひねくり合いながら一緒に登っていくシーンがすごく好きなんだけどね、あれは宮崎先生のオリジナルなんだね、笑えるよねあそこ荒れ地の魔女が可愛く見える(笑)
んであの映画を作った時宮崎先生は戦争を織り交ぜたかったんだろうねどうしても。

でも根本的に書いてるのは映画も原作もやっぱ自分との戦いだよ、ハウルもソフィーも、最初は自分に自信がなくて色々諦めてしまっているけれど、お互いを想いやってそれを乗り越えていくんだから。
映画も大好きだけど原作も良かったよ!
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